ブログ/2019-10-03
スピーチは芸術?
昨日に続き中国新聞文化センター話し方教室。
新しい生徒さんも入会され、又男子高校生の見学もあり、賑やかに開催することが出来嬉しいです。
シリーズでお伝えしてきました「人前スピーチ成功のためのステップ」が
最終回になりましたが、又一つずつ丁寧に実践していきます。
この勉強やレッスンはどこまでも終わりなく続けていけるので、そこが魅力かなと自分でも思います。
点数が付けられないので、百点満点いわゆるパーフェクトに辿り着くのが難しいのです。
その分味わいはどんどん深くなっていきます。
そういう意味では芸術に近いのかもしれませんね。
もちろん細かなところや基本的なことは修正やアドバイスをしていきますが、話しの内容に関しては、その人本人の生き方が出てくるのです。
そこがスピーチの面白さであり、奥深いところなんだとつくづく感じます。
逆に言えば怖いところとも言えますね。
どんなに取り繕ってもその人の人間性は隠し切れないわけですから。
ですので、取り繕う必要もないし、かっこつけることもない、その時の自分をそのまま出せるのが一番心に届くスピーチになるのです。
かっこつけようとすれば、その分力んで緊張してしまいます。
いかに力を抜くかが大切で、これは全てのスポーツ、芸術、仕事にも共通しているのでしょうね。
達人になるほど楽にこなして見えるのは、どこにも余分な力が入っていないから。
それでいて人を唸らせるほどのことをいとも簡単に成し遂げる。
その域に達するまでの必死の苦労は見せずに、、
そんな境地を目指して今をあがきながらも楽しく生きていきたいですね。
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