ブログ/2020-03-04
お金を貸して!
今日は朝夕の中国新聞文化センター話し方教室、あっという間の2週間です。
今何かと不安感ばかり煽られるこのご時世に、話し方教室に来られる皆さんと楽しくレッスンできるようにと、いろいろな工夫を考えます。
それを考えるのも楽しいと思えるので、この仕事を続けられているのだと思います。
今日は人にお願いをする時に、気持ち良くイエスと言っていただく方法をお伝えしました。
お願い事というのは、する方もされる方もプレッシャーが付きまといます。
お願いする側は断られたらどうしよう、、される側は断りたいけど嫌われたくはないなぁ、、でも引き受けたくもないなぁ、、と悶々としてしまうかもしれません。
そうゆう感情のままだと、たとえ引き受けたとしてもいやいやなのでストレスが溜まります。
ひょっとしたら断れなかった自分を自分自身で責めてしまうでしょう。
では断ったとしても、相手との関係が悪化するか、もしくは気まずい思いをするか、冷たい人というレッテルを張られてしまうか、、どの道良い印象を与えることはできません。
それでしたら、引き受けても断っても覚悟を決めて潔く返答するのが良いのです。
お願いする側としては、いかに相手に心地よくイエスを貰えるか必死に考えます。
それが相手の頭の中を想像してみるということなのです。
相手の好きなものや欲していることは何か、それが解れば一段とアプローチしやすくなります。
例えばデートをしたい相手に対してそのままぶつかっても断られると思えば、その人の好きなものを見に行くとか食べに行くとかのお誘いをすれば確実にイエスを貰える確率は高まります。
そんなことを踏まえて今日もワークショップは二人一組になって「お金を貸して!」というハードルの高いお願いをしてみました。
演劇のようにシチュエーションや二人の間柄などを自由に設定して芝居をしていただいたのです。
皆さんお芝居をするのは学芸会以来という人もいらして緊張しながらも楽しく演じていました。
明日の木曜クラスも同じようにしていただこうと思っていますので、この続きは明日書きますね。
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