ブログ/2020-04-02
人前で話すことの意義とは? Part2
昨日に引き続き中国新聞文化センター話し方教室、新人の方も数名入会いただき、新たな気持ちでスタートです。
ほとんどの皆さんが、人前スピーチを楽にこなせるようになりたい、苦痛を感じずにサクサクと話せるようになりたいと切実な思いで来られていらっしゃいます。
そんな皆さんに少しでも心に届く言葉を贈りたいと私自身も準備に時間をかけて臨みます。
ということで昨日のブログの続きですが、「伝えると伝わるは違う」というお話からです。
人は自分が話し手いる時、相手は100%聴いて理解してくれてると思いがちです。
しかし実は半分伝わっていれば良しとしなさいと言われるくらい伝わっていないことも多いのです。
そのうえあがってしまって言いたいことの半分も言えなかったら、相手の大切な時間を奪っておきながら四分の一も伝えてないことになってしまいます。
これでは自分では一生懸命準備してドキドキ緊張感を持って臨んだ結果が残念であるし、リスナーの皆さんに誤解も与えたりで迷惑をかけることにもなりかねません。
自分だけの問題では済まなくなるのです。
だからこそ、話しの構成に気を配ることや、話し方(主に声のトーンや滑舌、間の取り方、速度などの聴覚情報)、姿勢、身振りなどの視覚情報にも気をつける必要があるのです。
つまりトータルでいろいろな要素が関わってくるということになります。
雑談の場合は、その都度反対意見や質問などもしやすい雰囲気がありますが、人前スピーチはそこまでざっくばらんにはなりにくいものです。
しかし、ここが大事ですが、その普段話してる質問しやすい雰囲気で、気張らず話をする、決して一方通行にならず2ウエイコミュニケーションを保ちながらスピーチを展開していくのです。
それが一番伝わりやすいし、あがり対策にもなるのです。
この続きは次回に。
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