ブログ/2020-04-04
NHK文化センター話し方教室初日
今日から新たに始まりましたNHK文化センター話し方教室。
どんな生徒様が来てくださるのか、出逢いにワクワクします。
いつも初めての出逢いは楽しみしかないのですが、出逢いとは奇跡に近い必然なのかなと思ったりもします。
ひょっとしてその人との出逢いが運命を根底から変えてしまうこともあるかもしれません。
そのくらい出逢いには沢山の可能性が秘められていると思うのです。
今日お越しいただいた皆さんも長年あがりで悩んでる方々でした。
よくそうゆう人達は、引っ込み思案で隅っこで地味に暮らしてる人達と思われがちですが、実は真逆で、普段は積極的で人付き合いも得意、人望もある、だからこそいろいろな役や上の立場になりやすい、人前スピーチもする機会が増える、しかし実はあがり症で人知れず悩んでる、という方が多いのです。
期待がプレッシャーになってしまうのです。
本当の自分はもっと小心者なのに、他人には大物と思われている。
そうした場合、スピーチなんてサラサラと出来て当たり前、それがあがってしどろもどろになったらどうしよう、又は過去に真っ白になって大恥をかいた苦い経験があると、それがトラウマになってしまい、恐怖感さえ感じてしまうのです。
上手くやってやろうという優越感、失敗したくないという劣等感、この二つのせめぎ合いで心の中も自律神経も乱れまくります。
そこで一つ考えてみてください。
これらの気持ちは全て自分に向けての思いです。
それが自我又はエゴとも呼びますが、自分を苦しめていることに気付いてほしいのです。
人前スピーチは誰のためにするかというそもそもの目的に帰るのです。
リスナーのため、分かりやすく正確に伝わるように話す、そのことだけに意識をシフトできれば、あがりの80%は抑えられると言っても過言ではありません。
すると見られる立場から見る立場に変わることができるのです。
リスナーの表情を見て理解度を判断しようとするからです。
これには実践で練習するのが一番の近道です。
是非皆さんもあがり症で悩んでる方はお気軽にお越しくださいね。
教室でお待ちしています。
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