話し方教室 あがり症対策 心理カウンセリング 福山市で開催中

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2018/12/20 (木)

伝達力を高めるには?

 今日は中国新聞文化センター話し方教室、今年最後のレッスンでした。とにかく師走のせいか渋滞がひどく、生徒さんもいつもは一時間以内で来れるのに二時間もかかってお越しくださった方もいてほんとに頭が下がります。そんな思いまでして来てくださった皆さんに少しでもお役にたてるように
毎回知恵を絞ります。今回はコミュニケーションで一番難関の伝達力についてです。観察力や傾聴力などいろいろな力が身に付いたとしても、この伝える力がないと、やはりコミュニケーションは苦手な人になってしまいます。
ただでさえ【話しは半分伝われば良しとする」などと言われますが、それはあくまで完璧に近い状態で話した結果です。それで半分なら苦手な状態で自信なくしどろもどろで話してもほとんど伝わらないと言うか聞いてもらえないという悲惨なことになりかねません。ですので伝達力はこれからも丁寧に練習していきます。今日はさわりを説明しました。例えば結論から言うとかセンテンスは短く、ポイントは3つまでにまとめるなどです。ここでいろいろレッスンしながら恥をかいたりしたことは全て身に付きます。体験することが脳に刻み込むのに一番良い方法だからです。同じ悩みを持ち同じ目標を持った仲間たちがいてくれるのはなんと心強いことでしょう。是非皆さんもあがり症で悩んでるのでしたら、お気軽な気持ちで教室までお越しくださいね。お会いできるのを楽しみにお待ちしております。


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2018/12/19 (水)

メンタリズム?

 今日は朝夜2回中国新聞文化センター話し方教室がある日です。基本どちらのクラスも同じ様に進んでいます。コミュニケーションについてのレッスンで「観察力を高めるには」というテーマで行いました。相手のことを理解するためには、しっかり意識して相手を良く観察することが大事ですが、あまりじろじろ見るのも失礼なので、なんとなく自然にしながら雰囲気で感じ取る術は皆さんお持ちですよね。相手が今どんな気持ちでいるのか、楽しんでいるのかつまらないのか、怒っているのか喜んでいるのか、こう言っているが実はこうして欲しいのだろうとか、忖度とか察するとか日本人独特の文化が根付いています。それはとても美しくもありますが、時として勘違いをして誤解やハプニングに陥ることもあります。ですので「見抜く力」を持つには、やはり人と会話をする時に毎回レッスンと思って観察力を磨くのが一番良い方法だと思います。相手の表情や視線、姿勢、しぐさを見たり、声のトーンや大きさ、テンポ、相手の口癖などを良く聴くことで人間観察がいかに興味深いかが実感できるでしょう。そして一つ面白い実験をしました。一人づつ自己紹介をしてもらい、その中にいくつかの嘘をまぶします。例えば年齢や趣味や兄弟の何番目かなどです。それをギャラリーが見抜けるかどうかの実験ですが、皆さん流暢に話されるので、なかなか見抜くのは難しかったです。メンタリストのDAIGOさんはNLPや心理学を駆使してすぐに見抜いてしまったり誘導もできますが、その域に達するにはどれほどの訓練が必要かを思い知らされました。そこまでの達人になる必要はもちろんありませんが、レッスンを継続していくのであれば、高い目標を持って日々の生活を送るのもモチベーションを保つには良いのかなと思います。人は諦めた時に老いると言います。一生目標を持って勉強をしていくのが若くいられる秘訣なのかもしれませんね。皆さんも何歳からでも始められますので、「一生青春時代」のためにお越しください。新な発見が必ずありますよ!



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2018/12/6 (木)

本当の意味での共感とは?

 今日も昨日に続き中国新聞文化センター話し方教室、木曜クラスはコミュニケーションについてのレッスンの続きで、「共感力を高めるためには」というテーマでした。共感とはよく使う言葉ではありますが、実際本当に私達は共感することをどこまで真剣に考えたことがあるでしょうか。目の前に自分が経験したこともないような悲惨な状況の人がいて、その人に告白や相談をされたら、共感できますか?「分かります」って言うのは簡単ですが、それは相手に対して逆に不信感を与えてしまうかもしれません。ですので、分からないのに分かるふりはしない方が良いのです。ただ相手に寄り添ってひたすら聴く、そして辛いと言われたら「それは辛かったですね」って受け止める。「あなたの辛さを全ては理解できないけれど、今あなたが辛いっていう気持ちはどうぞ充分に吐き出してくださいね、それで少しでも心が軽くなってくれたら私も嬉しいです」というスタンスです。それを相手に伝えるかどうかはその時の雰囲気によりますが、言葉に出さなくても相手に対する真摯な思いは表情や態度などから伝わると思います。ですので共感力の高い人とは、言葉よりも気持ちを寄り添わせ、相手に「この人になら何でも相談できると思ってもらえる人」要するに「信頼できる人」なのかもしれませんね。そうゆう人になるためには、やはり日々の生活の中で人間力を磨いていく必要があります。私もまだまだ磨き足りなくて一生かけて磨き続けていくんだろうと改めて自覚しました。是非皆さんも一緒に自分磨きをしてみませんか。楽しく学べて益々自分を好きになれたら人生も好転すること間違いなし!ですよ(^^♪



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2018/12/5 (水)

楽な生き方は幸せですか?

 今日は中国新聞文化センター話し方教室、朝クラスと夜クラスのある日です。なんと嬉しいことに両方のクラスにお一人づつ新人さんが入られました。少なくても多くてもどちらでも意義のある講座は出来ますが、やはり人数が増えるのは新しい出会いや人間関係の始まりでもあるのでワクワクしますね。今回は「声の出し方について」、「潜在意識と顕在意識」の視点からお話をしました。人前でスピーチをするということは、もちろん顕在意識、しっかり意識して話します。意識し過ぎてあがってしまうという弊害もありますが、、そしてその時の声はどうでしょうか。やはり意識して少しよそいきの声を出そうとしているかもしれません。普段家族や友人と話している時は無意識に声を出して一番楽に話しているのではないでしょうか。それは潜在意識が何よりも「楽に生きる」という事を優先するからです。ですので新しい事を始める時や苦手な事をしようとする時は、潜在意識は全力で阻止しようとストッパーの役目をするのです。なので人前で話すのが苦手な人には「そんな危険なことしなくていいよー」と緊張やあがりという症状を起こさせます。なんと潜在意識と顕在意識の比率は95対5と言われていますので、なかなか顕在意識が打ち勝つことは難しいのです。その理由からダイエットや禁煙が長続きしないとも言えます。今のままでも生きていけるから変えることを嫌がるのです。それを恒常性(ホメオスタシス)と言います。ただ人はそのままで幸せなのでしょうか。快適領域(コンフォートゾーン)の中に入れば苦労や辛い思いはしなくても済みますがそれでも人は向上心とか承認欲という生まれ持った本能があるので、それが満たされないので欲求不満に陥ります。ではどうすれば良いのか、それは普段から少しづつ意識して良い声で話そうと努力する、そうすれば、それは習慣となり当たり前になるので潜在意識に組み込まれていくのです。ちなみに習慣になるまでに21日は続ける必要があるそうです。それができれば人前でも普段通りの自分の声で自信を持って話せるようになるのであがり対策になるということです。普段の意識がいかに大切かといういお話をしました。今日は長くなりましたが最後まで読んでくださりありがとうございます。是非教室にもお越しくださいね。



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